これまでのシリーズでは、軽自動車とコンパクトカーの選び方(第6弾)、4WDとFFの違い(第7弾)についてまとめました。今回は、価格・年式・走行距離だけでは見落としやすい「下回りのサビ」についてお伝えします。

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中古車は見た目がきれいでも下回りにサビがあることがある

中古車を選ぶとき、価格・年式・走行距離・外装の状態を確認する方が多いと思います。外装がきれいな車は印象が良く、選びやすいものです。

ただし、タイヤの内側やフレーム・マフラー・足回りなど、車の下側(下回り)は普段から目が届きにくい場所です。外装がきれいに仕上げられていても、下回りに別の状態が見られることがあります。

下回りは地面に近い位置にあり、走行中の泥・水・雪・融雪剤などの影響を受けやすい場所です。購入前に確認しておくと安心なポイントのひとつです。

北海道・道東で下回りのサビに注意したい理由

北海道・道東では、冬道の凍結を防ぐために融雪剤(塩化カルシウムや塩化ナトリウムなど)が散布されます。これらの成分が車の下回りに付着・蓄積すると、サビが進みやすくなることがあります。

網走・北見エリアは冬の期間が長く、積雪・凍結・融雪剤の影響を受ける機会が多いエリアです。長く道東で使用されてきた車は、それだけ下回りへの負担が積み重なっている可能性があります。

本州など融雪剤の使用が少ないエリアから来た車と比べると、道東で長く使われた車は下回りの状態が異なることがあります。使用されていた地域や仕入れ元も、中古車選びの参考になる情報のひとつです。

サビが進むと修理費が高くなることもある

サビの範囲・程度・場所によって影響は異なりますが、次のようなことが起きることがあります。

部品の交換が必要になる場合がある

マフラーやブレーキ周辺の部品にサビが進むと、交換が必要になることがあります。

整備時の作業に影響することがある

ボルトやナットにサビが進んでいると固着し、整備や車検時に通常より取り外しに時間がかかる場合があります。結果として、作業費用が通常より高くなることがあります。

車検で補修が必要になることがある

下回りの状態によっては、車検時に補修や部品交換が必要と判断される場合があります。

サビがある車がすべて問題というわけではありません。ただし、サビの状態によっては、購入後に想定以上の費用がかかることがあります。価格だけで判断せず、整備状態も含めて考えることが大切です。

中古車を見るときに確認したいポイント

下回りはリフトアップ(車を持ち上げた状態)しないと確認しにくい部分が多くあります。一般の方が自分で詳しく確認するのは難しいため、プロに見てもらうことをおすすめします。

参考として、確認しておきたい主な箇所をご紹介します。

-マフラーまわり  

  腐食・穴あき・固定部の状態を確認します。

-足回り(サスペンション)  

  アーム類やスタビライザーなどのサビ状況を確認します。

-ブレーキまわり  

  ブレーキディスクやキャリパー周辺の状態を確認します。

フレーム周辺  

  車の骨格となる部分です。サビが進んでいる場合は修理費用が大きくなることがあります。

ドア下・フェンダー内側  

  泥や水分が溜まりやすく、サビが出やすい場所のひとつです。外装からは見えにくいことがあります。

ジャッキアップポイント周辺  

  タイヤ交換や整備のときに車を持ち上げる場所です。サビが進んでいると、作業に影響が出ることがあります。

安さだけで選ばず、整備状態も含めて考える

中古車の価格は、車両の状態を反映している場合もありますが、必ずしも下回りの状態と一致するわけではありません。

「価格が安い=お得」とは一概にはいえません。下回りのサビが進んでいる場合、購入後の整備・修理費用が加算されることで、結果的に総費用が高くなることがあります。

逆に、少し価格が高くても下回りの状態が良い車は、維持しやすいことがあります。購入時の価格だけでなく、「購入後にどのくらいの費用がかかりそうか」という視点も持っておくと安心です。

まとめ

北海道・道東で中古車を選ぶときは、価格・年式・走行距離・外装だけでなく、普段は見えにくい下回りの状態も大切なポイントのひとつです。

特に道東エリアは、冬道や融雪剤の影響を受けやすい環境のため、下回りの状態を確認しておくことが、購入後の安心につながりやすいです。

下回りはプロでないと確認しにくい部分も多くあります。「どんな状態か確認したい」「購入を検討している車の状態を見てほしい」という場合も、網走店・北見店どちらでもお気軽にご相談ください。

よくある質問

Q1. 下回りにサビがある車は買わない方がいいですか?

サビがある車がすべて問題というわけではありません。サビの範囲・程度・場所によって状態は異なります。購入前にプロに確認してもらい、状態や今後の費用感を把握したうえで判断するのがおすすめです。

Q2. 下回りの状態は自分でチェックできますか?

地面から見えるマフラーやタイヤ周辺は目視できる場合もありますが、フレームや足回りの内側などはリフトアップしないと確認しにくい部分があります。購入前に整備店でリフトアップ確認を依頼するのが安心です。

Q3. 北海道外から来た車はサビが少ないですか?

融雪剤の使用が少ないエリアで使用された車はサビが出にくい傾向があることがあります。ただし、年式・使用状況・保管環境によっても変わります。使用されていた地域だけで判断せず、状態の確認をおすすめします。

Q4. 車検に通っている車でも下回りは気にした方がいいですか?

車検は安全基準を満たしているかを確認するものです。車検に通過していても、その後の使用でサビが進むことがあります。長く乗り続けるためには、購入時の状態確認が大切です。

Q5. 下回りの状態が気になる場合も相談できますか?

もちろん大丈夫です。中古車の下回りの状態について、整備工場目線でご説明できます。購入を検討している車の確認だけでも、お気軽にご相談ください。

「この車、下回りの状態が気になる」

「北海道で使ってきた車を選ぶときのポイントを知りたい」

「購入後の維持費も含めて相談したい」

「中古車選びで後悔したくない」

そんなときは、Factory Zeroまでお気軽にご相談ください。

網走店・北見店どちらでも、中古車選びのご相談を受け付けています。

相談だけでも大丈夫です。